クランクインから2カ月、刺激的な現場で充実した日々を送る
NHKドラマ「大奥」での演技で注目を集めた奥智哉(18)が、福山雅治主演のTBS系日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」に出演し、現場で幸せを感じながら刺激的な日々を送っている。福山さんや大泉洋さんとの共演によって、彼自身も「かっこいい大人」を目指しているという。
現場の雰囲気について、奥は「和気あいあいとしていて、いつも笑いが絶えない現場ですね。物語的にはすごいシリアスなんですけど、休みの間は、福山さんと大泉さんが面白トークをしてくださって、いつも笑いが起きています。おふたりがそろった時は、コントみたいなやりとりが始まるんですよ」と語った。
新米刑事役は、自分の中で広げられるスペースが多い役だと感じる
「ラストマン-全盲の捜査官-」では、福山さん演じる皆実広見と大泉さん演じる護道心太朗が難事件を解決していく物語。奥は新米刑事・長谷川壮太を演じている。役について奥は「今、現実で話題になっている事やトレンドを取りあげていて、どの世代でも楽しめるように作られているなと思います。全世代に伝わるものがあるんじゃないかなと思います」と感じている。
また、自分自身で役作りをするため、クランクイン翌日に監督にメモ帳とボールペンを持つことを提案したと明かしている。「今回の役は、自分の中で広げられるスペースが多い役だなと思いました。いつもは自分や他の人のセリフから人物像をつかむんですけど、今回はあんまり人物像に関わらないせりふが多くて。自分の中で想像することがすごい大事な役で、新米刑事ということもあり、皆実捜査官が事件の説明をしている時に、メモを取るしぐさがあった方が長谷川っぽいなと思い、監督に提案させていただきました」と話している。
俳優としての自分をもっとストイックにしたいという想い
奥は、今後の自分自身について「もっと仕事に対してのストイックさが足りないと思います。吉田羊さんをはじめ、今共演している方々はめちゃめちゃストイック。そういう部分を見ていると、自分ももっともっとやれることがあるなと思います。他の人はもっと忙しいのに、自分よりはるかに努力している。『何でみんなより暇な僕が、みんなより努力しないんだ』って。もっと自分のためになることをやっていかなきゃ思いますね」と語っている。
また、彼がやりたい役として「今のうちにやれる役をやりたいですね。制服を着た学園モノのラブコメもやりたいです」と述べている。そして、将来目指す大人像について「自分の周りにいる大人の方々はみんな優しいので、優しくありたいですね。誰にでも平等に接するような大人になりたいです」と話している。
奥は、福山さんや大泉さんとの共演をきっかけに、俳優としての自分自身をもっと成長させるために、日々努力しているようだ。
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福山雅治主演「ラストマン」現場最年少の奥智哉「かっこいい大人に」刺激的で幸せな日々語った NHKドラマ「大奥」で注目を集めた奥智哉(18)が、幸せをかみしめている。 福山雅治主演のTBS系日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(日曜午… (出典:日刊スポーツ) |
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