芸能生活10周年を迎える広瀬すずの新作映画の“中身”が早くも話題になっている。約6年前に壮絶なハードシーンを撮った監督と再タッグを結成し、今また赤裸々な原作を凌ぐ「DV性暴行をされる」衝撃シーンが注目されているのだ。本格派艶技を開眼せさた問題シーンの全容を先取り初公開する─。
コロナ禍で新作映画の公開スケジュールが、なかなか決まらない中、広瀬すずと松坂桃李がW主演を務める映画「流浪の月」(ギャガ)の全国ロードショーが5月に決定。それに合わせて、デジタルポスターも解禁された。
映画の予告動画や詳細なシナリオはまだ明らかにされていないが、原作となった凪良ゆう氏の同タイトルの小説には、こんな思わせぶりな場面が描かれている。
〈お風呂上がり、髪を乾かしていると亮くんがやってきた。濡れている髪にキスをされ、そういう空気を察してドライヤーを切った。亮くんに手を引かれて寝室へと歩いていく。
(中略)暗闇の中で、パジャマのボタンを外されていく。いつもここで反射的な嫌悪が生まれる。亮くんのせいじゃない。いつものことなのだ〉
原作において、すずが演じる主人公・家内更紗の心情を表す重要な場面のひとつで、映画でもベッドシーンが用意されていても不思議ではないだろう。映画評論家の秋本鉄次氏も、今年で芸能生活10周年を迎える節目の作品に期待を寄せる。